ケニアについて
ケニア共和国は、東アフリカに位置する共和制国家で、北にエチオピア、北西にスーダン、西にウガンダ、南にタンザニア、東にソマリアと国境を接し、南東はインド洋に面し首都はナイロビです。
主要産業は農業で、GDPの3分の1近くを占めています。
工業化は比較的進んでおり、特に製造業の発展が著しいが、紅茶、コーヒー、花卉の輸出増が近年著しい。
独立以来資本主義体制を堅持し、東アフリカではもっとも経済の発達した国となった。
しかし、政情不安や政治の腐敗・非能率、貧富の差の増大によって経済成長は伸び悩んでいる。
2007年の経済成長率は約7%、2008年は国内混乱の影響で成長率は低迷したが、2009~10年は4~5%の成長に戻り、ナイロビは東アフリカの通信・金融・交通の中心都市です。
1996年にタンザニア・ウガンダと共に地域経済の発展のため、関税、人の移動、インフラの向上を目指した東アフリカ共同体をつくり、2004年には関税同盟を確立しました。
ケニアにはインド洋に面してモンバサ港、キリフィ港、マリンディ港、ラム港の4港があるが、ケニアの外貿貨物は、ケニア第2の都市に位置するモンバサ港において全て取扱われています。
隣接内陸国の(ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ等)の輸出入貨物も取り扱っているのが特徴で、東アフリカ地域全体の貿易活動を支える重要な拠点となっています。
ダンボールで運ばれた物資もここを拠点になっています。
貿易活動を支える重要な拠点モンバサ港は、入り江の中に浮かぶモンバサ島の周囲に発達した天然の良港で、ケニアとウガンダ間の鉄道敷設資材を搬入するためにイギリスの技術で桟橋が設置されたのが始まりとされています。
モンバサ港は、平均水深110mで16バース3,044mの公共岸壁の他、石油・セメント用の桟橋が5基あります。
公共岸壁のうち、3バース596mはコンテナターミナルで、年間25万TEUの取扱能力を持っています。
取扱貨物量は約1,200万トン(2003年)で、最近5年間で5割近い増加となっています。
輸出入の別で見ると、圧倒的な輸入超過で、輸入貨物の内訳は、小麦、米、肥料の他自動車(中古)が多い。
また、輸出貨物は、茶、コーヒー等のケニアの代表的な農産品が中心であるが、その量は、ケニアの農業状況を反映して、5年間は横這いとなっています。
コンテナ取扱量を見ると最近5年間で5割増加し、約38万TEU(2003年、輸入17万TEU、輸出約16万TEU、トランシップメント5万TEU)を取扱っており、施設の処理能力をオーバーしています。
モンバサ港は、ケニアに隣接する内陸国等の貨物の輸出入拠点となっていて取扱貨物のうち約2割にあたる245万トン(2003年)は隣接国からの貨物です。
これらの国もケニア同様、輸出貨物が横這いであるのに対し、輸入が急増加している。
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